腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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麺と平和を愛すコメ助 in沖縄


●嘉手納町にある「海の見えるそば屋」●


このほど自民党が発表した新憲法草案。
第9条第2章のタイトルが
「戦争の放棄」から「安全保障」へと変わり・・・。

-----------------------

第9条3
自衛軍は、第一項の規定による任務を遂行するための
活動のほか、―(略)―
国際的に強調して行われる活動及び緊急事態における
公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは
自由を守るための活動を行うことができる。

-----------------------

出来の悪い我輩には、遠回りすぎて
頭の良いおじさんたちの
言わんとすることがよくわからない。
たくさんの人が死んで、60年しか経っていないのに、
また軍隊を持つんですか?小泉さん。

★★★★★★★★★★★★

11月上旬に、初めて沖縄に降り立つ。
関東ではマフラーを巻いている人も
ちらほらいるというに、こちらは29℃。

強い日差しに首筋をじりじり焼かれながら、
首里城近辺の住宅街を道に迷いついでに散策。

嘉手納では、海を見ながらソーキそばをすする。
夕日でピンクに霞んだ空に、
基地へと向かう軍用機。

幾つも工房が点在する読谷村
「やちむんの里」では、
気さくな陶工に出会ったり。
「近くで読谷村祭りがあるから、見てったら?」
嬉しそうに、土だらけの手で
母屋からパンフレットを持ってきてくれる。

おみやげは例によって、鉛と化す。
古酒(クース)、ガラス、陶器、生そば・・・。
思い出が肩にくいこむ、ムムム。

★★★★★★★★★★★★

琉球王国は、幾つもテーマを持った所だ。
3泊4日では足りない。
世界遺産を巡るもよし、そばを食べ歩くもよし、
工芸品の工房を訪ねるもよし。

なかでも、じっくりと戦跡を辿りたい。

旅のクライマックスは、「ひめゆりの塔」。
ひめゆり平和祈念資料館に入った。
様々な展示物を追いつつ奥へと進むと、
おばあちゃんの声がする。

-----------------------

「やられた!お腹やられた!」
という声がして、私は奥に逃げました。
そこに、島袋ノブさん
(第三外科勤務の学徒のなかで初の犠牲者)
が運び込まれてきました。
迫撃砲が背中からお尻に貫通して、
お尻が裂けてしまっているんです。
脊髄がグチャグチャで、腸が飛び出していて・・・。
先生が、注射を打とうとすると、
「私はお腹やられてるでしょう。
お腹やられて生き残った兵隊さんいないでしょう。
だから、その注射は打たないで、
兵隊さんたちにしてあげて・・・」
て言うんですよ。

-----------------------

不勉強の我輩は、生き残った方が証言員として
資料館に在籍しているとは全く知らなかった。
16年前の資料館設立当初は28人いた証言員も、
現在は18名。

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私たちは、もうすぐ伝えることができなくなります。
この後進んでいただいて、一番奥。
最後の展示室は、次の世代の方々が、
平和について語り合えるところにしようと、
「平和の広場」という部屋を増築しました。
若い世代に繋げる、という意味を込めて
全面ガラス張りにしてあるんですよ。

-----------------------

そのすぐ脇を、私服の修学旅行とおぼしき連中が
足早に通り過ぎる。

携帯で話す子。
展示には目もくれず
「はいはい、見たってことで~」
と、出口へ急ぐ子。
遺影を見れば「こわ~」。
外に出れば「まじ、暑すぎんだけど」。

パンフレットには「設立について」
と題して、こう書いてある。

-----------------------

私たちに何の疑念も抱かせず、
むしろ積極的に戦場に向かわせた
あの時代の教育の恐ろしさを忘れていません。

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この時代の教育は、
あの時代の教育とははるかに違う。
それって、大きな犠牲の上に成り立っているのだが。
う~ん、そうかい、そうかい。
自由だし、お金があるし、良かったね。
戦争に無関心でいられるほど、平和だしさ。

でも、死んでいった乙女たちは、
これを見たらどう思うかな。
そう思ったら、なんだか哀しくなってしまった。

物を深く考えるってさぁ、
頭の出来が良くなくてもできるのに。
感覚で動く人増えたよね。

はっと気づいたら、徴兵制度ができて、
「さぁ日本のために戦おう!」
ってことになったらやだな。
「よくわかんないけど、しょーがないんじゃね?」
て声が聞こえてきそう。

それこそ、「こわ~」だ。
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2005/11/13
(日) 19:22:15 | URL | #-[ 編集]
沖縄、一度も行ったことがないので、いつかは行ってみたい。
忌野清志郎ばりに、チャリで沖縄一周を目指すか?

でも、沖縄といえば戦争と切り離すことは出来ない土地でもあるよね。
海がきれいだなとか、メシが美味いだけで行くのもいいんだけど、やっぱり知っておかなきゃいけないこともたくさんある場所だと思う。そういう意味でも、いつかは行かないとなぁ。
2005/11/14
(月) 00:48:46 | URL | chikuden #-[ 編集]
おらも
沖縄いきた~~い。
一人で行こうかなと思ってた。
マンタがいる水族館に行きたいの。
いやされたい、マンタに。
マンタ~~っ!!
2005/11/14
(月) 01:15:13 | URL | みゃ #-[ 編集]
沖縄、素敵なところです。
今度はみんなで与論島合宿しようよぉ~。
2005/11/14
(月) 01:30:54 | URL | Nao #-[ 編集]
あなたの思慮深さに、脱帽
ほんとよね。
今でこそ「平和ボケだわ~」なんて言ってますが、そんな恐ろしい時代もあったのです。
うそのような事実なのです。

今の私たちにとっては、戦争は遠い国の出来事で、自分たちは部外者だ、という意識も強い(と私は思う)。
でも、心に平和がない時代になってしまったなと思う事件が多くて、何のための豊かさだろうとも思う。
こういう日本を作りたかったんじゃないだろうに。
2005/11/14
(月) 20:35:13 | URL | ぬまりんこ #-[ 編集]
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