腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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それでも、洗濯機はまわる



Tシャツにカビを生やした経験はおありだろうか。
我輩はそれで数枚、駄目にした。
無論、相方のをである。
いくら風呂嫌いとはいえ、
人様に迷惑を掛けぬ程度の清潔さは
保っているつもり。

それにしても、旦那の新陳代謝は活発だ。
晴れだろうが曇りだろうが、
天候に左右されることなく、
通り雨に打たれたような様相で帰宅する。

うぅっ、酸っぱい・・・。
さぁ、早くソイツを脱いでおしまいなさい!

これまで我が家では、まとめて洗濯をしていた。
しかし、真夏に1週間ほど溜めるとカビの斑点が出てくる。
それで、2・3日おきにこまめにやるようになった。

3歳になる娘を持つ友人曰く、
「洗濯って、洗うのも干すのも好きなんだけど、
畳むのと、しまうのが面倒なんだよねぇ。」

ほんっとに。
かくして、回すだけまわし、干すだけほし、
一向に畳む気配なし。
乾いたら部屋の一ヶ所に積み上げておき、
それを1・2週間に1度、崩れる前に処理する。
なんだ、結局くずスタイルぢゃん。
タンスから出すより、干山から取る方が多いなんて。

しかも、アイロンは一切かけない。
それで、このザマだ。

そういえば以前、友人の彼氏がドイツ人で、
彼の実家にホームステイさせてもらったことがあった。
そこに、洗濯室なるものがあったなぁ。
洗濯、乾燥、アイロンが、一貫してその部屋でできる。
当然のことながら、あらゆるものにアイロンが掛けられていた。

そこにお邪魔したことのある、別の友人の話。
帰ってきたら洗ろうと、下着を一ヶ所に集めて外出した。
それを、掃除に来たママが発見し・・・。

ベットサイドに置かれた洗濯物を見て友人驚愕。
「パッパンツにまでアイロンが!」
その心遣いに感動しつつ、赤面ものだったらしい。

さて、アメリカのDカーネギーという人の書いた
自己啓発本にの中に、
日々不安と緊張を抱えて思い悩む
心配性の牧師さんの話が出てくる。

皿を洗いながら歌っている奥さんをみて
彼は気付く。

『見ろよ、ビル、
おまえの奥さんは実に幸福そうではないか。
二人は結婚して18年になるが、
彼女はその間ずっと皿洗いを続けてきた。
われわれが結婚したとき、
仮に彼女が未来を見通していて、
これから18年間も皿洗いをしなくてはならない
と知ったとしたら、どうなっていただろう?
汚れた皿の山は、
納屋以上の大きさになっていただろう。』

溜まりにたまった家事・雑事を前に、
思い浮かぶは、この部分。
一体この先何万回洗濯機を回し、
何十万枚の洋服を畳むのだろう。
今畳んでいるTシャツは、明日にはもう、
相方にずぶ濡れにされるのだ。

だが、ここで思う。
先日身内が急死したのだが、
彼からはもう、洗濯物は出ない。

ぐるぐる。ぐるぐる。
洗濯機が回る様子見ていると、
「あぁ、生きているんだな」と実感。

『それでも、人生は続いていく』
先日レンタルした映画「21g」の中に出てくる
キーワードだ。
救いのない、重いストーリーの中に響くセリフ。

そうなのだ。
着て、食べて、住んでいれば、汚れるのだ。
人生ってこの連続。
全部人にやってもらえる金持ちもいるだろう。
その人が、どこで人生を感じるのかは知らないが、
少なくとも我輩は、
ヒマラヤ級にそびえる洗濯物を見ると、
「ふむ、それでも人生は続いてゆくのだ」
と、悟る。

これが、生活。
これぞ、人生。
1つ1つ、目に見えるものから片付けていくとするか。
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コメント
この記事へのコメント
カビ
流石です!尊敬します!!ヒヒーン!!!~パッパカパッパカ…失礼します、さようなら。
2005/10/24
(月) 01:29:12 | URL | ドッツ #-[ 編集]
洗濯にも哲学のタマシイ
確かにたたむのは面倒だね~。
自動おたたみマッスィ~ンができたらきっとバカ売れだろうよ。

でも、ちょっと前まで全部手洗いしていたことを考えると、
便利な世の中になったことを痛感するね。
電気屋さん、ありがとう。
2005/10/24
(月) 11:53:09 | URL | ぬまりん #-[ 編集]
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