腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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ニッポンの夜明けザルッ!Ⅱ
高知駅周辺
●高知駅前通り●

旅はまだまだ続くぜよ。
金曜の午後出て、月曜の午後帰ってきたので、普通は3泊4日となるのだろうけど、「仮眠で乗り切れ!1泊4日ツアー」というギャルは絶対飛びつかないプランとなった今回の旅。その1泊は、高知駅前にあるビジネスホテルの一室で、相方が携帯サイトで偶然空きを見つけたもの。

眺めが悪い、という理由で破格の部屋だったが、大通りから少し入ったところにあるそのホテルは、精一杯の表現をすれば、“庶民的な宿泊施設”。周囲の環境や外観から察するところ、どの部屋も眺めが悪そうだ。いずれにしても、脚を伸ばして寝られりゃ結構。荷物を置いて、夕方から高知の中心地を散策。路面電話が走る街並みは風情があり、その姿を見ると、シャッターを切らずにはいられない。「そらまた始まった」と諦め顔の相方。

さて、高知の街のあちらこちらには、坂本龍馬をはじめ、武市瑞山、後藤象二郎、板垣退助、中江兆民など、幕末に活躍した人々ゆかりの場所があり、徒歩や路面電車で巡ることができる。歴史好き、散歩好きにはたまらない街だ。ただし、強行軍の我々にはあまり時間がなく、なにはともあれ高知城を目指す。

高知城

天守閣への入場は、普段16時半まで。ただし、よさこい祭りとお盆期間中ということで、17時半まで延長されていたので助かった。ギリギリ入り、高知の街を見下ろす。

殿かっ

すると、踊りながら道をゆく集団を発見。どうやら、よさこい祭りのリハーサルをしているようだ。城を下りると、城下の公園に集結し、本格的に練習を始めている。ひたむきな姿に思わず足を止め、魅入った。

青春やねぇ

「第57回よさこい祭り」は、我々が滞在した2日後の8月9日から12日まで開催された。市内17ヶ所の競演場・演舞場で、総勢2万人近くが華やかな衣装に身を包み、鳴子の音を響かせて踊るというこの祭り。今回は日程が合わなかったが、一度見てみたいものだ。

公園を出てウロウロ。見つけたぞ、「武市瑞山殉職之地跡」。「龍馬伝」で、大森南朗扮する武市先生が腹を3回切るシーンが印象に残っていたが、本当に、三文字割腹という方法で切腹していたとは。こんなにも城の近くだったとは。天守閣を仰ぎながら死んでいったのだろうか。どんな思いだったのだろうか。

そんなことを思いながら、次に龍馬誕生の地を目指す。道中、「ごめん」と表示された路面電車発見。なに?一体何を謝ってるの?

謝罪電車

後日調べてわかったなり。「後免」という地名なんだって。そりゃ目星は付くものの、初めて目に入ったときは、その違和感にほれぼれしたものさ。


龍馬は城下町で生まれ育ったとはいえ、誕生の地までは結構歩く。ようやく着いたものの、やはりここも石碑だけ。高知の歴史散策はだいたいこんな感じらしい。テーマパークのような装飾・演出がない分、想像力がない人は厳しいだろうな。

早朝から動きまわり、さすがにクタクタ。繁華街へ戻るのに、路面電車に乗る。運悪く、雰囲気のない新型車両が来た。ええい、待つのも面倒だと乗りこむ。

風情なし

幾つか目の停留所で扉が開くと、母親と少年の姿が。しかし少年は首を振り、乗ろうとしない。彼の鉄男としてのポリシーに反するデザインだからだろう、と勝手に鉄道好き少年と決めつけ、一人納得していたが、「単に行き先が違ってたんじゃないの?」と相方に一蹴される。

はりまや橋で下りて、かんざし…は買わなかったが、腹が減った。ホテルでもらったグルメマップ片手に店を回る。しかし、うまそうで、雰囲気がよさそうで、価格も手ごろそうな店はどこも、満員御礼。すきっ腹を抱えて高知の街をさまよい高知駅まで来てしもた。

もう、なんでもいいから
食わせろぉぉぉ!


となっていた我々は、駅構内の庄屋の明かりに吸い寄せられ、白旗を上げた。観光地に来てチェーン店とはトホホな話だが、フッツーにうまかった。塩タタキもあったし。寿司屋や料亭に行くセレブな分際でもあるまいし、酒もまわって充分じゅうぶん。その後、ボロ雑巾のように眠ったとさ。

翌日は、高知名物日曜市を見てから桂浜へ行くのだけれど、それはまた、次回ぜよ!
(高知の人、誰もぜよっていわないぜよ!)

はりまや橋にて
●三大がっかり名所のひとつ、はりまや橋にて。別にがっかりしなかったなり●
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ニッポンの夜明けザルッ!

●遠くに見えるは明石大橋ぜよ●


「龍馬伝」で刺激を受け、幕末好きということもあり、
高知行くぜよっ!ということに。土日1000を利用して、車で四国参りでございます。

金曜午後に出発。圏央道から上に乗り、サービスエリアで休み休み南下してゆく。日付が変わってから下に降りないと、割引にならないので、焦ることはない。

途中、岐阜県の土岐のあたりで豪雨に見舞われた。土岐といえば。

『時は今 天が下知る 五月哉』
(ときはいま あめがしたしる さつきかな)
by明智光秀

で、「時=土岐」と解釈される場所としてお馴染み。

そんな光秀さんのルーツ、土岐一族発祥の地では、雨は滴るどころか滝のよう。ザッザッザッザッ!車内に緊張が走るなか、ワイパーの音だけが怖いくらいに響いてた。

明石海峡大橋に到着したのは、土曜の早朝。そこから淡路島を通り、鳴門海峡を渡れば、そこは四国。生まれて初めての入国に舞いあがった相方が叫んだ。

「四国っ入りましたっ!
 ニッポンの夜明けザルッ!」


は?ザル?ぜよじゃなくて猿?

ほとんど寝ないで運転だもの、
滑舌悪くもなりますよ。
byみつを



●大鳴門橋から淡路島方面を見る●

この鳴門海峡の上を歩けるって知ってた?我らが渡った大鳴門橋は、上に車道が走り、下は一部、遊歩道が開設されている吊り橋なのだ。周囲は壁に覆われているものの、海から45mの高さを歩くのは高所恐怖症気味の人間にとっては、なかなか勇気のいること。床のところどころに強化ガラスがはめこんであり、そこから鳴門の渦潮が見えるのだが、終ぞその上に立つことはできんかった。



日と時間帯によって、大・中・小と見える渦の規模が違う。我らが見たのは干潮で中渦だった。上からでも十分楽しめるけれど、観潮船に乗れば間近で見る事ができて、さぞ迫力満点だろうね。見てると気持ち良さそう。けど、ビッグな渦を求めて海上を縦横無人に走り回り、出来たばかりの小さな渦を潰しちまったときは笑えた。おいおい、もう少し謙虚になれよ。




さて、徳島でうまいものってなんだろう。街中には金時芋の文字が躍る。さっそく、金時ジェラートを頼む相方。
我輩はというと、無駄な好奇心が邪魔をしてワカメ(これも名産)ソフトクリームなるものを注文。大失敗。



想像してごらん。
磯臭いソフトクリームを。
byジョン・レノン

現地に行く前からリサーチしていたのは徳島ラーメン。スープに甘みがあり、ごはんのおかずという位置づけなのでライスを付けるのが定番だという。米と麺!なんと素敵な炭水化物ライフを楽しむ県民なのだろう!

行ってきたのは「王将」という有名店。小ぶりのラーメンを出すところが多いなか(あくまでおかずだから)ボリューミーなチャーシュー麺を出すことで知られている。値段もなんと、650円。思っていたほど大盛りではなかったのに(あくまで我輩の基準)様子見でライス頼まんかったのがちょいと悔やまれる。地元の人がひっきりなしに入ってくるいいお店でした。




腹が膨れた後は、でっかい壺や甕で有名な鳴門市の伝統工芸、大谷焼の窯元へ。自宅用に大きめの平皿を2枚買う。
定価は一枚2100円だが、なんと500円。店の人が言うには、ちょいと中央が盛り上がっているから難あり商品として販売してるんだって。我輩の好きな益子焼のようにぼってりとした素朴な色合いが素晴らしい。価格にもニンマリ。帰ってカレーをよそってみたけどまったく問題、遜色ございません。


●誰も入ってこないんで、撮影しちまう●

その後、阿波市に移動して御所温泉観光ホテルへ。…といっても泊まるわけではないぜよ。日帰り温泉だす。ダム湖のほとりで露天風呂を満喫。男子は数人利用客がいたそうだが女子は一人も入って来ず。思いがけない貸し切り状態に万歳していると、露天の隅に、とぐろを巻いている清掃用のホースを発見。暑がりで長湯ができない我輩の目が輝く。蛇口をひねり、水を頭からかぶっては露天に入るを繰り返し、勝手気ままに堪能させていただきました。もちろん、きちんととぐろは巻き直しましたよ。いやー気持ちよかった。


●懐かしのケロヨン桶にも癒される●

長くなってしまったね。この後高知城に行くのですが、それはまた、次回に持ち越します!


↓ちなみに、土佐弁に変換するとこうなった

長くなってしもうたね。この後高知城に行くのやけど、ほりゃあまた、次回に持ち越するがで!
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