腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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厚みはナント、6cm
土曜日はいい天気だったなりねぇ。
冬の間お世話になった毛布を丸洗いし、
ベランダに盛大に広げていると、
向かいのアパートの廊下を、青と白の縞模様が動いた。

「どもー。佐川急便でーす。」
(おっ。次はうちか?今日到着予定だし。)
佐川のトラックがうちの裏手を走り・・・。
ピーピー、バックシマース。
ピーピー、バックシマース。
(来たぁぁぁぁ!)

2月にオーダーしたダイニングテーブルが、
初夏の陽気漂うこの日、ようやっと届いたのであった。
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●天板と脚は別々に梱包●

実家を飛び出して一人暮らしを始めたころから
机と椅子の生活に憧れ続け、はや9年。
ダイニングキッチンとは名ばかりさ。
今だ地べたでめしを食らう日々。

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●組み立て中●

別荘地の喫茶店にあるような、
どっしりした、無垢の一枚板も考えたが、
素材だけで何十万もする。
また、無垢板はデリケート。
反ったりするため、手入れが難しい。

板を数枚張り合せて製作するタイプなら、
丈夫で長持ちするし、値段も押さえられる。
そう考えて、ネットショップを検索し、
民芸家具屋に足を運んでみたものの、
どんなに安いものでも10万円台からだった。

相当な出費を覚悟していたところ、
「オーダー和風家具の四葉のクローバー」に行き当たった。
http://www.westkikaku.com/yotuba/itiran2/takumi.htm

四万十川の源流にある、高知県高岡郡東津野村。
人口3000人足らずの小さな村で、
杉・檜(ヒノキ)を使い、70歳の匠が一つひとつ丹念に創っている。

値段が、信じられないくらい安い。
高知からの運賃を入れても、29,500円。
見積もりの段階から、半分冗談だと思っていたが、
最終価格はこれで決まり。
嘘だろ?
間伐材を使っていることもあるが、
儲けがあるのか心配になるほどだ。
プリント化粧版の机でも、これ以上の値段なのに。

20050530152555.jpg
●くさびを打ち込む●

【間伐材】
森林の密度を調節する目的で伐採した木材。
木は、密集して生えているとよく育たないため。
健全な森林育成とともに、
コストが抑えられる点でも注目されている。

20050530152601.jpg
●天板の厚みは6cm。
もっと節の多いゴツゴツした断面を希望していたが、素材が手に入らなかった●

ただし、ひどく待たされた。
通常、1ヶ月から1ヶ月半ほどで仕上がるのだが、
職人さんの体調が崩れたり、天候が悪かったりで、
作業が大幅に遅れる。
キャンセルする人も多かったらしい。

我が家はといえば、どーせ9年見てきた夢。
いまさら数ヶ月遅れたところでなんとも思わねぇぜ。

てなもんで、3ヶ月後・・・
すげ。ホントに来た。
早速、ぬか漬けと焼酎出して、机上で一杯。

5月の風が吹き抜けるたび、
檜の薫りが部屋全体に広がるのであった―。
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●ニスではなく、オイルフィニッシュ仕上げ。風合いは最高だが、多少の手入れが必要●
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無事、きゅうりが漬かりましてん。
20050523182645.jpg


昨夜、我が食卓に初の自家製漬物がのる。
きゅうり4本を皿にてんこ盛りにし、
芋焼酎の肴にシャクシャク。

歯ごたえも、薫りもいい。旨いもんだ。
だが、ちとしょっぱいかな?

取り出すタイミングは、半日~1日が目安だが、
丸一日じゃ、ちと塩辛くなるかも。
温度・湿度など諸条件にもよるが、
半日くらいが、丁度いいのかもね。

今まで、まともにぬか漬けを食べたことのない我輩。
唐辛子は山のようにかけるクセに、
「塩辛さ」や「酸っぱさ」が苦手なのだ。
おばあちゃんの舌を唸らせる、東北地方系おしんこ、
いよかん、夏みかんなどの柑橘類・・・。
(ただし、調味料としてのレモンは大好物)
苦手なんだよねー。

しかし、ぬかちゃんは違う。
なんだか優しい味がする。

みなさま、
我が家にお越しの際は、是非この味をお試しあれ。
---------------
「シェフの気まぐれ漬け」 500ペソ
~野菜は、季節・仕入れ状況によって変わります~
---------------

さて、今日は眠ってるにんじんを掘り起こすぞ。

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ちょいと匂うが可愛いもんだぜ
20050521015425.jpg


我輩が今、手を焼いているヤツがいる。
名前はぬかちゃん。

そもそも、漬物が大好きな旦那が
ぬかと丸タッパーを買ってきたのが始まり。

「臭いし、面倒だし、場所とるし」
と反対していた我輩。
しかし、やってみるとおもしろい。

ぬか漬とは、
ベースのぬか床をつくるところから始まるのだ!
(と偉そうにもの申す)
てっきり、買ってきた糠に、
いきなり野菜をぶちこんで漬かるもんだと思っていた。
いやぁ、奥深いなり。

まず、驚くほど大量の塩を水に入れ、沸かし溶かす。
冷めたら、ちょっとずつぬかに混ぜ、粘土みたいにコネコネ。
そこに、キャベツの外葉など、捨て野菜を入れて2日間。
(これを捨て漬という)
日に1~2度かき混ぜて、空気に触れさせることが肝心。
とは言っても、朝が極端に弱い我輩。
帰宅して日に一度しか混ぜなかったが。
それでもOK。ぬかちゃんは心が広いのだ。

食パンなど、発酵を促すものを入れてもいい。
ヨーグルトなんかもいいそう。
野菜を替えて、また漬ける。
これを7~8回繰り返す。
ベットメーキングするまでに2週間はかかるわけだ。

旦那が買ってきたぬかは500g
「こじんまりやろうよ。
きゅうりが2本くらい漬かればいいじゃない。」
そう思っていたのだが、500gじゃ野菜を覆いづらい。
タッパー内も、随分スペースが余っている。
もったいない。もう500g追加だ。

蓋を開けてみれば、
なんやかやと世話を焼いているのは我輩であった。

会社帰りにスーパーが開いていれば、
ぬかちゃんのために、野菜を買う。
じくの部分や芯を捨て漬けに使うためだ。

奴のために食パンまで買う。
焼いてモゾモゾ食べるのは大好きなおいらだが、
主目的が発酵のためなんぞ、
いまだかつて経験したことのない食料買い出しだ。

本日は、今まで仲良くさせてもらった同僚の退職日。
こじんまりと送別会を催し、
じ~んとしながら帰路につき・・・。

ただいまっと・・・(誰もいない)。
はっ。辞めちゃうのか。
寂しくなるねぇ。ふぅ。

・・・さてっと。
ぬかちゃ~ん。
(ゴソゴソ、マゼマゼ)

かくして、どうやらいい感じ。
明日からいよいよ漬けられそうだ。
昭和レトロがやって来た!
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長距離移動を断念したGW。
以前から行きたかったアンティーク和家具の店へ赴く。
小田急線「東北沢」駅から徒歩10分くらいのところにある
『(有)アンティーク 山本商店』
http://www.antique-yamamoto.co.jp/


地下1F含めた3フロア全てが、家具で埋め尽くされている。
天井までびっしりと積まれた家具の合間を、
おなかの肉を凹ましながら突き進む。

今はもう殆ど作られていない波ガラスが放つ鈍い光。
何を入れて使っていたんだろう、謎の扉がついたボード。
柱時計一つひとつから感じられる、人の営みを見てきた凄み。

和家具の魅力は、そんな雰囲気ある佇まいのみならず、
昔の職人さんが、贅沢な素材でしっかりつくっている点にある。
古いものだから、キズだらけだったり、隙間が開いていたり、
古釘が飛び出してしまっているものもあるが、
それも丸ごと、味わい深い。

我輩はねぇ、プリント化粧版嫌悪症なのだ。

-------------------
【プリント化粧版(あるいは、プリント合板)】
合板の表面に、プリントした木目を貼ること。
直接柄をプリントする場合もある。
大量、安価に生産可能。
-------------------

木目を気取るくらいなら、
プラスチック板にした方がいっそ潔いのに、
といつも思う。
だから、古くても本物の木を使って、
しかもリーズナブルなアンティーク家具に期待してたって訳。

この山本商店。
非常に良心的な価格で提供しており、
店員さんの態度に気取りがないところも好ましい。
店舗の横は工房になっていて、
若いお兄ちゃんが、入荷した商品を補修している様子が見える。
店内にはエプロン姿のお姉ちゃんが、パタパタ動きまわってた。

輸入アンティーク家具を扱っているサイトを
いくつか見たことがあるが、どれも値段が高い!
だったら、どっかの工房でフルオーダーした方が
安くねぇ?
と憤慨しながらネットサーフィンしていた矢先
見つけたお店である。
国産のものを扱っているから安いのだろうが、
気軽に足を運べそうな雰囲気もいい。

そんな店内で、
メジャー片手に半狂乱になって徘徊。
タンス、引き戸式本箱、開き戸式本箱
以上3点を衝動的にお買い上げ。
ナント、しめて6万ちょい。
「売約済」と貼ってもらい、ひと安心。
家に着くころは、自問自答。

数日後、届いた瞬間梱包をむしりとる。
よかった!間違ってなかった。
そうなると、揃えてみたくなるのが人間の性。
開いている空間を計っては、
次に何を置くか思案するコメ助であった。
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どうなったかなぁ、あの黒猫。
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我が家の最後の生き残り、ちょん子。
首に巻いているのはお洒落ではなく、皮膚病もちで引っ掻くため。
ごはんを食べたばかりで抱っこされたため、「ブヒッ」と鼻が鳴った。



猫が好きだ。
あの肉吸を見ると狂おしくなる。
声はオクターブ高くなり、
「なんてこと!」なぞ、意味不明なことを叫びだす。
そんな我輩にいま、気になってしょうがない猫がいる。

その昔、実家には4匹の猫がいた。
allノラ出身。
なかでもクロとミケは、
我輩が小学5年のときに墓地で拾われて以来
ナント18年も生き、一昨年大往生を遂げた。
猫界のきんさんぎんさん姉妹だね。
最初にクロ。
後を追うように、ミケが逝った。

墓地の水汲み場で、片手に乗るほどの小っちゃいのが2匹、
ミーミー鳴きながらうちの母親の後を追ってたなぁ。

目も完全には開いてなかった気がする。
ヨタヨタッと健気なもんさ。
あの姿はほとんどの人間の心を揺さぶるんだね。
それまで「動物飼育禁止令」が施行されてた我家に
突如猫が、それも2匹もやってきたんだから。

フライを食べに立ち寄った「古代蓮の里公園」にも、
そんな光景がひろがった。

旦那が便所で用を足していたら、
小さな黒猫が足元に絡まってきたという。
便器に手をかけ、覗き込んだり。
喉が渇いていたのだろうか。

話を聞いて、友人と見に行く。
幼い男の子が、お父さんと一緒にやはり探していた。
「見つけた!駐車場にいる。」

男の子は言う。
「うちには大っきな猫がいるんだよ。
この猫も飼ったらさぁ、きっといーよ!」
お父さん、苦笑。「無理。」
「かぉーよぉ。」
「ダメダメ。」

友人がお腹をくすぐると、即座に仰向けになり、
手足をバタバタさせる。
そのモゾモゾする後ろ脚が可愛いったら。

フワフワの黒毛に青い目。
日本の猫っぽくないんだよなぁ。
毛質といい、何となく顔の作りといい。
親は、ペットショップで買った“流行の型”だったのかも。

両手にすっぽり収まる大きさ。
親猫なしで、一人で生きていけるわけがない。
捨てられた直後だったんだと思う。

写真は撮らなかった。
辛いからさ。
どうせ飼えない。
実家に引き取ってもらうことも考えたが・・・。
いや、他力本願はよくない。

「ここじゃ危ないからさ、芝生に連れてこっ、
フワフワしてるから、きっと眠るよ!」
(フワフワしてるのは、毛か芝生かは謎)
と、男の子が提案。
我輩は男の子に黒猫を託す。
「頑張って説得するんだぞっ。」(小声)

帰り際、芝生を望めばさきほどの親子。
あ、お母さんとお父さん相談してる。
う~ん、どちらも苦い顔だな。
ま、あの家族が駄目でも、昼下がりの公園だ。
ほかにも親子連れはたくさんいる。
チラチラ見てる人も多いし・・・。

あ~ぁ。
どうなったかなぁ、チビ助。
公園近くに住む人で、
昼間、可愛くてちょっかい出した人ならば、
だんだん暗くなって冷えこんできたら、
心配で探しに行っちゃうと思うんだけど。

ちなみに、現在我が家で生き残っているのは、
わずか1匹。名はちょん子という。
寒さ厳しい冬のある日、
「入れてくれ~」
といわんばかりに、小さいのが必死になって
お勝手の扉をガリガリ引っかいていたという。

そーだチビ助、
いざとなったらお勝手を引っ掻け!
“フライ”をむさぼる~ VIVA!オイリ-food ~
Hi,guys!
GWはいかがやり過ごしやがったかい?

「日本列島風の吹くまま気の向くまま
とりあえず西へ行こうツアー
~ロードムービー気取りさ~」

を遂行しようとしていた我輩だったが・・・。
GW初日、(さぁ、今日の夜に出発だぞぅ!)
と意気込んでTV見たら、渋滞状況放映中。
そいつを見て、すっかり萎えちまった。
あーそ~さ。
根性なしとでもなんとでも言っとくれ。

で、都内や近場を探索することに。
いろんなモノやコトに出会えたなりよ。
ぢっくりご紹介するなり。

まずは第一弾。
本日ご紹介するのは“フライ”なる食べ物。
フライっても、海老フライやポテトフライじゃないよ。

埼玉県行田市
(行田市民を敵に回すこと覚悟。ほぼ群馬といってよかろう)
に行くと食べられる代物。
我輩が行ったのは、名店の誉れ高いフライ屋なり。
汚職事件で有名になった、「ものつくり大学」のそばにある。

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●フライ・焼きそばの店 山下●

北足立郡吹上町下忍1245-2
11:00~18:00 火曜定休
メニュー
―フライ―    ―焼きそば―
特製 450円   特大 450円
 大 400円    大 400円
 中 350円    中 350円
 小 300円    小 300円

繁盛しているみたい。
その日も、中年夫婦からジャージ姿の女子高生、
学生の団体連中まで、狭い店の中は
フライへの熱い想いで溢れていた。
(えっ、熱いのは我輩だけ?)

さて、このフライ。
お好み焼きを薄くしたものと思ってくれればよい。
お店で食べれば、でかい皿にヒラヒラ載せてくれるが、
我輩はテイクアウトしたので、折りたたまれていた。
嬉しいのはその量!
値段だけ見るとおやつサイズを想像するかもしれんが、
しっかりおかず、いや主食サイズだ。
少食の人は、「小」にした方がいいなりよ。

フライの「特大」、焼きそばの「特大」と「大」を購入。
断っておくが、我輩一人で食べたのではない!
3人分ぞよ。

竹の皮→ビニール→わら半紙の順番に包まれており、
表面にはマジックで「フライ特大」と走り書き。
よ~し、いい感じだ。
庶民派ジャンクフード認定めでたく取得なり。

そこから少し車を走らせ、「さきたま古墳」そば、
「古代蓮の里」内、芝生の木陰でもぐもぐ。

20050519115015.jpg
         ●こいつにメロメロさ●

なんてこたぁないんだけどね、
ネギと肉が入っている凸凹クレープみたいな感じ。
広島風に卵が載ってるなりよ、ムシャムシャ。
これが、全体をまろやかにしてるなりねぇ。

焼きそばも雰囲気でてるわい。
キャベツの芯がごろごろしてる
そのざっくばらんな感じがたまらん。
口から滝のようにしてズルズル。

20050519115022.jpg
 ●いたしかたないスタイルなのだ●

この後、小さな命との出会いと別れがあるとはつゆ知らず、
油とソースの狂宴に溺れるコメ助であった―。

気になる続きは(えっ、気にならない?)
またなりよ。
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