腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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才能って何だろう?
友人は、「美しさも才能」と言う。
我輩は、「努力も才能」だと思う。

我輩の恩師、ピアニストのO先生の言葉を思い返す。

「『私はピアノに向いていない。だって才能がないから』
なんてみんな言うけれど、
超一流のピアニストだって、才能だけじゃ成り立たないのよ。
テクニック、運、カリスマ性、想像力、体力、努力、資金・・・。
仮に100の条件が必要だったとして、
才能なんて、そのひとつ要素に過ぎないわ」

これって、エジソンの
「1%のひらめきと99%の努力」
に通じるものさね。

話はそれるが、20世紀最高のピアニスト、
ウラディミール・ホロヴィッツは、こんな名(迷)言を残している。
「ピアニストは3種類しか存在しない。
ユダヤ人かホモかヘタクソだ」

するってぇと、ろくに練習せず、日本人で女の我輩は、
間違いなくヘタクソだね。
まぁ、ユダヤ人だったとしても、下手くそだろうが。

それはさておき、才能とは何だろう?

天才と言われている人たちの破滅的傾向は、
よく知られているところ。

自分の耳を切ってしまったゴッホ
精神病院で他界した作曲家シューマン
酒とドラッグに溺れていったジャニス・ジョップリン。
川端康成、太宰治、三島由紀夫をはじめ、自殺する作家は多い。

あれ?変だぞ。
より強いDNAを残すことが生物の使命なのに。
なまじ才能がないほうが、種は確実に繁栄するだろうよ。

例えば、自閉症の子供たちはどうだろう。
右脳の働きが強いため、
特に芸術方面で才能を発揮する場合が多いという。
彼らが、日常生活を人の手を借りずに送るのは困難だ。
それと引き換えに、驚異的な記憶力や写実力を手に入れるのか。

何のために人間には感情があるのだろう。
それを、表現しようとするのは何故か。
才能とは、本能と連動しているものなのか。

動植物の構造は本当に優れている。
どんなにテクノロジーが進んでも、
生殖機能を持った生命を製作することは不可能に近い。

そして、脳ミソ。
コレ、ほとんど使ってないんだって。

約140億個ある脳神経細胞のうち、
我々が実際に活用しているは、僅か3%。
残りの97%は眠ってるわけ。
だから、天才と凡人の違いなんて、細胞レベルでいえば、
ほんの僅かなんだねぇ。

頭の中に溢れる音を、楽譜に書き付けたモーツァルト。
彼の直筆譜は、書き直した形跡が全くないという。
自分の脳ミソを、もう1%増し使ったら、
あのような完璧な音楽が聞こえてくるのだろうか?

子供の才能を伸ばそう!
なんて、英才教育に熱心なひとたちがいるけど、
脳ミソを最大限に使うことがヒトの進化だとしたら、
未来は天才だらけかもね。

少なくとも、素材はあると。
誰もがモーツァルトになれるという。
21世紀初頭を生きる凡人は、それで満足するとしよう。
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ただ、生きるのみ。
頭がいいとか悪いとか
夢があるとか無いとか
前向きだとか落ち込み屋だとか
友達が多いとか少ないとか
器がでかいとか小さいとか
趣味人だとか出不精だとか

そんなことに縛られるのは
小さいチイサイ。

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現在、地球上には3000万種近くの生物が存在している。
でも、その何百万倍、何千万倍もの生物が
生まれては消えていった。
地球の歴史は、絶滅の歴史ともいえる。

人類も例外じゃない。
荒ぶる父、地球に翻弄されながら、
誕生と進化と絶滅を繰り返した。

そして、最後に登場したのが
我々ホモ・サピエンスだった。

人類が地球上に登場したのは400万年前ごろ。
ここでイメージするのは、
猿が木からおりて、だんだん人間になっていく様子。
教科書に書いてあったよね。
でも違うんだ。
進化の道は、一本道じゃなかったみたいだよ。
枝のように、いくつもの種があらわれ、繁栄し、絶滅していった。

さまざまな外見、性質をもつヒトが、
同時代に共存していたというわけ。
その数は、わかっているだけで20種。
そうした種が絶滅していくなかで、
我々―ホモ属・サピエンス種だけが生き残った。

200万年前にさかのぼろう。
場所は、人類発祥の地アフリカ。
ここに、2種類のヒト科の種が
共存していたことがわかっている。

一つはホモ・エルガステル。
身長170cmほどのスリム体型。
もう一つはパラントロプス・ロブトス
身長150cmほどで、毛むくじゃら。
筋肉質なずんぐりむっくり体型に、まん丸なお顔。

ホモ・エルガステルは、
肉食獣の食べ残しを頂戴していたようだ。
非常に不安定な食べ物だよね。
だからめっちゃ歩いたらしい。
それで、スリミィーな体型となったってわけ。

パラントロプス・ロブトスは、
植物の根をバリバリ噛み砕いて食べてた。
これは、どんなに大地が乾燥しても
手に入れることのできる安定した食糧。
でも球根は硬いのが難点。
だから顔の筋肉を発達させた。
噛む力は現代人の3倍。だから丸顔。

一見パラントロプス・ロブトスの方が、
効率よさそうだけど、
生き残ったのはホモ・エルガステルの方だった。
なんでだろ?
滅んだ理由は解っていない。

一説には、肉という高カロリーの食事が、
脳を大型化させ、ホモ・エルガステル以降の種を
さらなる進化に導いたという。

そして、哀しきネアンタール人のお話。
3万年前に絶滅した、最後の分かれ種。
我らホモ・サピエンスと同時代を歩んできた仲間。
でも絶滅しちゃった。

1万年前に終了した最後の氷河期。
この時、ネアンデルタール人は、
ヨーロッパで繁栄を極めていた。
最大で50万人ほどいたらしい。

ネアンデルタール人は、現在の我々と比べても、
さほど変らない人たちなんだって。
脳の容量はほぼ同じだし、
石器作りの名人だったらしく、手先も器用。
ある学者がこう言ったそうだ。
「もし、ネアンタール人が電車に乗っていても、
誰も変だとは思わないだろう。」

私たちにそっくりだった、ネアンタール人さんたち。
何故我々が生き延びたのだろう。

絶滅の重要ポイントとして、喉仏の位置が挙げられる。
喉仏の裏には声帯があり、
音を共鳴させる気道につながっている。
喉仏の位置が低いと、その分気道が長いから音が共鳴しやすい。
逆に短いと、震える部分が短いため、
発する音が制限されてしまう。

ネアンタール人の喉仏は、我々現存人類より高い位置にあった。
だから彼らは、「ア・エ・ウ」
といった、母音の発音が苦手だったらしい。
これでは、言葉による高度なコミュニケーションがとれない。

一方、言葉を手にしたホモ・サピエンス。
これは、経験を次の世代に語り継ぐことが
できるようになったことを意味する。

生物は失敗を繰り返す。
そこで、失敗しないように何らかの器官が発達。
これをDNAレベルでやってると、途方もない時間がかかる。
でも、言葉を用いることによって、進化は急激にスピードを増す。

例えば、狩で失敗しないために、
どの時期に何の動物が、どこから移動してくるか、
といった情報を仲間に伝え、集団で狩りをすることができた。
うまくいかない時は、その原因を語りあった。
その経験を聞いた子供たちは、成長してもっとうまくやる。
こうして、いろんな情報が親から子へ、子から孫へ、
あるいは友達へ、伝承されていった。

そして人類は、只今も大繁栄中。
進化のバトンは、私たちが受け継いだ。
地球が宇宙の塵となるその日まで、進化は続く。
絶滅していった、19種の仲間たちの想いを背負って。

生物の命はかけがえのないものなんだね。
とはいえ、
「命は地球より重い」
は嘘。
命は不平等。
偶然と必然の連続。

だからこそ、
ただ「生きてる」だけでも凄いこと。
大いに泣き、大いに笑おうぞ。
コメ助の習性から導く掃除美学
―コメ助―
(哺乳類霊長目ヒト科-極端属-ホモサピエンス)
・主食は米
・本来夜行性の動物
・行動は常に玉砕的。学習能力が見られず、進化に乏しい。
・寂しがり屋。声をかけると喜んでついていく。
・埼玉県に棲息地域を移して4ヶ月が経過

―巣の特徴―
・洗面所に洗濯物の丘が隆起。
・家電製品の、ありとあらゆる溝に埃がたまっている
・ガス台は、干からびたパスタで装飾がほどこされ、
 オイルコーティングで仕上げられている。
・隅という隅に、綿毛のようにフワフワと埃が吹き溜まっている。

―巣に散乱しているモノ―
毛玉だらけの安服、穴の開いた靴下、暑くてけっとばした毛布、
クリーニング屋の割引券、魅力的なピザのチラシ、
しまいそびれた年賀葉書、
気になる映画・本・イベント記事の切り抜き
(どうせ見ない、買わない、行かない)、
ドッグイヤーだらけの通販雑誌、
今使わないけどいつか使うぞグッズ(くだらない夢の欠片)、
爪切り(爪入り)、鼻の穴の形に干からびたティッシュ、
灰皿、題名のないビデオテープ・・・etc.

先日、両家両親訪問視察セレモニーが予定されており、
せっかくの休日をつぶして、せっせと巣の掃除に勤しむ。

友達がくるくらいなら、適当にやっつけるだけだが、
相手は上級SE並のスキルを持つ、主婦暦ウン十年のベテラン。
並みの掃除ぢゃ見破られる!と恐れおののいたコメ助は、
あっちをゴシゴシ、こっちをフキフキ。

掃除も極めると、掃除道として確立されるんじゃないかな。
効率よくやろうと思ったら、けっこう頭使うぜ。

幸田 露伴の娘、随筆家の幸田 文は、
はたきをかける順番から、雑巾がけの仕方まで、
父親に徹底的に仕込まれたそうだ。

まぁ、そこまでいかなくても、
溜めすぎちゃ駄目なんだってね、家事って。
沢村 貞子さんのエッセイにあったけど、
毎日少しでもいいから、気が付いた所をチョイチョイ
と処理した方がいいんだって。

反省しつつ、とにかく一気にやるしかない。
まずは整理整頓、それから雑巾がけ。
計画はシンプルだ。
しかし、これが難しい。

整理整頓と簡単にいうが、
A型の人間にこんなことさせちゃぁいけない。
蛇腹式のファイルケースなぞ持ち出して、
「領収書」「パスポート」なんてラベル貼りだす。
で、そのファイルの溝に埃でもたまっていようものなら
気になってしょうがない。
分類しては拭き、しまっては磨くを繰り返す。
効率が悪いことこの上ない。

真っ黒になった雑巾。
どこで拭いたのか判別不能となり、イライラ。

別に、見えないところは磨かなくてもいいのだ。
埃で死ぬことはない。
判ってはいるが、しっくりいかないのだ。
なんだろ、くつ下とネクタイだけで外にでる感じ。
ムズムズ。

掃除をしないなら、徹底的に汚す。
するならば、完璧でなければならないのだ。
カリカリ。

でも、ムキになればなるほど、
腹の底からこみ上げる
「メンドクセェ―――!!」
の雄叫び。

整頓好きのくせして、集中力なし。
中途半端が嫌いなくせに、根性なし。
行動に一貫性がみられないのも、コメ助の特徴である。

結局、ダイニングルームのみピッカピカにしたところで
あえなく挫折。
せっかく手伝ってくれた旦那に、
「便器の中、ちゃんと磨いてないよっ!」
と、牙をむく始末。

訪問がどうなったかって?
義父に急な仕事が入ってとりやめ。
次回の決戦に向け、念入りに作戦をたてるコメ助であった。

もし、掃除をしているコメ助を見かけたら、
話し掛けないほうがいい。
噛み付かれるよ。
全球凍結を知ってるかい?
昨年、NHKで全7回にわたって放送された
「地球大進化~46億年・人類への旅~」に釘付けだ。
文系・霊長類ヒト科ホモサピエンスの代表である
おいらだが、宇宙、自然科学が好きでね。
そんなおいらのために、
理系・霊長類ヒト科ホモサピエンスの代表である
元数学教師のおかんが、全放送を間髪入れず
録画するという離れ業をやってのけ、
おいらに贈呈。大いに感嘆している次第。

この番組は、いかにして地球が誕生し、
その後46億年を経た現在に至るまでに、
どんな風に生命が発生し、我々ヒトに進化したのかを、
最新の研究とCGを駆使した映像でまとめた贅沢な企画。
導き手として番組をしめる山崎 努が、
小気味いいリズムを作りだしている。
何かとお騒がせなNHKだが、
こういう流行に無関係な番組を、
潤沢な資金で制作している点はありがたい。

ここからは、番組の案内人、
山崎 努調でいきませう。

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原始太陽系星雲の中で、
無数の微惑星が合体と衝突を繰り返しながら、
原始地球が誕生したのを午前0時とし、
今現在までを1年に換算したら、
人類が登場するのはいつだと思う?
おっどろいたね、ナント、
12月31日午後11時37分。
人類がこの世に現れて、
まだたったの23分しか経ってないんだ。
おいらの30年の人生なんて、
0.025秒。みっ短けぇ・・・。

地球は「母なる地球」なんていわれてるけど、
とんでもないぜ。
我々のご先祖さまが、目に見えない
ちっちゃなバクテリアだったころから、
過酷な試練を次々に与えてきた。

氷地獄、酸素不足、マグマ責め・・・。
でもさ、進化っちゅうのは、
そんな最悪の状態を耐えてこそ生まれるんだねぇ。

さて、本日のお題「全球凍結」。
英語名snowball。

「全球凍結」とは、地球全体が厚い氷で覆われること。
海も陸も、その厚さなんと1キロ以上。
22億年前と6億年前の2回あったとされる。
最近発表された学説で、
あくまで仮説なんだけどね。
今、全世界で注目されている。

おっと、氷河期と勘違いしていないかい?
マンモスが絶滅した時のさ。
それとこれは、全く規模が違う。
それに、マンモスが絶滅したのは数十万年前。
ものすごく最近のお話なんだ。

さて、とくに注目すべきは6億年前の全球凍結。
すべての生命を、絶滅寸前にまで追い詰めちまったの。

その直前まで、地球は暖かかった。
功労者はメタン菌。
このメタン、今問題となっている地球温暖化の原因、
二酸化炭素の、ナント20倍もの温室効果がある。

メタン菌がせっせとメタンガスを放出し、
暖かくなった海中に、光合成生物が増え、
これまたせっせと酸素を作りだす。
これって好循環だったんだけど、
やがて悪循環になっちゃった。
それが凍結の引き金になっちまう。

酸素が増えすぎちまったんだよ。
バランスが崩れたんだね。

酸素って奴は、メタンに反応しやすくって、
くっつくと無効化しちゃう。
それまで地球を暖かくしてたメタン菌が、
あれよあれよと消されちゃって、
地球はどんどん冷えていった。-50℃だって!

でもね、生命って凄いね。
ごくごくごくごくいち~ぶが生き残ってた。
地球が「ガリガリ君」状態になっても、
地球内部では火山活動があったため、
火口付近は温水プールのようになってたわけだ。
カッチンカチンの氷地獄の中、
ご先祖様は数百万年以上の長きに渡り、耐え忍んだ。

さあて、悪いことの後には良いことが起きる。
海面が凍結しているために、
本来は海にとけ込むはずの火山ガス中の
二酸化炭素が、大気中に溜まって温室効果を生み、
これまた数百万年かけて-50℃から+50℃へ気温が上昇。
一気に地球が溶け始めた。

この全球溶解の時、「ハイパー・ハイケーン」っていう、
風速300m(!)の超巨大ハリケーンが、
100mもの高波でもって地球を攪拌しちゃった。

シェイクシェイク!
凍ってた間に溜まりにたまった様々な栄養素が、
地上や海底にまんべんなくいきわたり、
地球生命は突如大型化を果たす。それはなぜか?

+50℃と高熱化したもんだから、
光合成生物が爆発的に増大。
それで、地球の酸素濃度がそれまでの20倍にもなったんだ。

酸素がたくさんあると可能なこと。
それは、コラーゲンの増殖。
そう、化粧品のCMでお馴染のコラーゲンだ。
人間の体のほとんどは、このコラーゲンでできている。
皮膚も骨も。
そんなコラーゲンの網の目の形状を利用して、
タンパク質が絡みつき、でっかくなれたって訳。
このころ、脊椎動物の祖先とみられる生物も誕生。
かくして、生物の進化は加速度的に進んでいった。

だって、それまで微生物だったご先祖さまが、
体長6cm―10万倍の大きさになっちまったんだから。
10万倍だよ!
身長160cmの人なら、160kmだぜ!?

はっ、すんごいね。
偶然と必然の連続さね。

一生懸命生きようとする力が、
逆に自らの首をしめたという皮肉。
(この場合、酸素さんね)
よって、もたらされた壮絶な環境の変化が、
やがては進化を促す結果となる。
う~ん、残酷だがうまくできておる。

地球の内部で絶えずマントル対流がおき、
大陸が移動を繰り返している地球。
環境は常に変化し、楽園は長続きしない。
地震、津波、ハリケーン・・・。
今だってそうだ。
温暖化が叫ばれる今だって、進化の引き金なのかもよ?
もっとも、人類のほとんどが死に絶えて、
何百万年も経たないと形には現われないだろうけど。

毎日のように風呂に入り、
ジュース1本でビニール袋もらって
ティッシュを山のように使い、
賞味期限に怯え、食べ物を捨てる。

その瞬間、地球上では、
7億以上の人が満足な食事をすることができず、
うち、毎年1300万人から1800万人が餓死している。

あー。だからって、おいらに何ができる?
何をしなくちゃなんねぇの?
明日から、ろうそくの明かりで暮らすのかい?
都心まで歩いて通勤かい?
菜食主義者になれってか?

でも、このままでいいはずはない。
いや、これも必然なのかも。
んじゃ、おいらは
進化ノ、きっかけノ、要素ノ、
一つなのかな。

0.025秒が何を言うって?
・・・参ったネ。
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