腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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寄り道参り
雷門前

9月中旬のこと。
取材で浅草界隈に出かけた。
天気もいいしせっかくだからと
浅草寺参り。
平日なのに、結構な人出でございやして
外国からお越しくだすった方々もちらほら。
我輩の前を歩いていた
金髪ねえちゃん2人組に向かって
人力にいちゃんが声をかける
プリーズレディース
インフォメーショントゥディ?
とかなんとか。
女性の車夫もいると聞いたことがあるが
雷門前の交差点にそれらしき女性が
元気にチラシを配ってた。
格好いいよなぁ。

仲見世通りに入る。
以前、友人たちと下町ツアーをしたときに
銀髪のマネキンが着物きてたけど
はて…。
艶っぽいマネキン
あ、いたいた。
何度見ても、味わい深いよなぁ。
それに吸い寄せられたか、青い目のおばちゃんたちが浴衣にくいついてた。

さて、本堂到着。
残念な屋根
あちゃー、来年まで改修工事だそうな。屋根にはカバーがかけられていた。

そのとき、雷門から気になっていたテレビクルーを再び発見。
取材中
いかにも“休日のアメリカ人”てな風貌の白人男性にインタビューしてた。

その横を通り過ぎると、さらにもうひとつのクルー。
カメラマンの
「あ、NHK来てる」
のつぶやきが聞えたが、
2月に始まった改修工事を
いまさら撮りにきたわけでもなかろうし…。
なんだったんだろう。

ちなみにお賽銭、
奮発して100円入れたなり!
100円に思い切りが必要なところが哀しい。
ジットテヲミル。
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DIYな生き様
最近の子供社会は、
メールを一回返信しなかっただけで
いじめに会うケースもあるらしい。
「もし今、アタシが中学生なら
上から下から横から斜めから
あらゆる方向から刺されてるわ」
と、友人のサックス吹きは笑う。
彼女にメールして、
1、2週間で返信があれば
クイックレスポンスと言っていい。

先日メールをしてみたら
忘れたころに返事がきた。
お、生きとる生きとる。
というわけで、
初めてにして、最後となろう
住まいを訪ねた。
埼玉県南東部から北部へ移動。
同じ県内でもちょいとした旅ですな。

お邪魔したのは
建て増しされた築40年近い平屋。
賃貸物件ながら、
パートナーと2人で少しずつ改装しながら
クリエーティブに暮らしていた。

業務用の調理台を加えて長さを
足した台所は使い勝手が良いし、
和式トイレは、簡易設置型の
洋式便座を組み込み
間接照明でJAZZYな雰囲気に。

ジャジーなトイレ

驚いたのは壁。
薄暗い廊下の奥を覗くと、壁全体に凹凸があったので「銃撃戦でも起きた?」と冗談を飛ばしたら、
友人はニヤリと笑い、電気をパチリ。
そこには、絶妙なコテさばきで塗られた珪藻土の上にビーズが散りばめられた壁が出現したのであった。

ビーズ壁

ビーズ壁・寄り


発想し、手を動かし、暮らしを愉しむ様子がそこかしこから伝わってくる。
しかし、残念ながら事情があって間もなく出ていかなければならないという。
現在、頃合いの中古物件を探しているそうだ。
この先、どんな住まいを創造してゆくのだろう。
きっと生き物のように、
姿を変えていくに違いない。

鋭い感性を持ちながら
知識で武装せず、
女性の社会進出だのやりがいだのと
能書きをたれず、
生きためにシンプルに働く。
そんなサラリとした彼女の生き様
そのものの、心地いい空間でありました。
我輩も自分の尺度で選び、
創造する人生でありたいものです。
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