腹十六分目
何よりも米を愛すおいらが思いつくまま書き綴るメニュー。今宵は何を料理する?
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一度きりの人生だもの
桜木町に、新しくライヴバー(はい、唇噛んでー)
がオープンした。

♪いつでも捜しているよ
 どっかに君の姿を
 明け方の街 桜木町で~♪

は、山崎まさよしの名曲
「One more time,One more chance」だが、
その桜木町にはあらず。
彩の国、埼玉県は大宮で、いつでも捜してほしい。

その名は、「LIVE & BAR DINNING B+(ビープラス)」。
大宮駅西口から徒歩10分ほど、
国道17号と県道2号の交わる
桜木町交差点のビル二階にある。
ミッドセンチュリーな雰囲気を漂わせた店内は
基礎工事こそプロが施工したものの、
細かな部分は、マスターである“めいじん”
のセルフビルドによるものだ。
テーブルの塗装は4層も塗り重ねたと聞いてびっくり。
さっすが、建設業界に長く従事してきた人は違うなぁ。
我輩の野暮なDIYとは比較にならぬ。

防音対策にはメラミン樹脂製のスポンジを使ったそう。
ほら、100円ショップとかで見かけるアレですよ、アレ。
「激落ちくん」とか呼ばれてるメラミンスポンジだす。
巨大な「激落ちくん」が壁を覆い、
その上に板(吸音用穴あき繊維板)を被せているイメージ。
それでもまだまだ防音対策が必要らしく、
経営と並行して、今後も大工仕事を行っていくとのこと。

そんな手仕事感満載な店内を眺めていたら、ふと昔を思い出した。
地方局のカメラマンをしていたとき、
やはりバーを開いた先輩がいたのだ。
基礎工事はプロに頼み、あとは自分たちで
コツコツ作っていくんだと語っていた先輩。
実際、駐車場はホームセンターで買ってきた
レンガを並べて整備したり、店の椅子を自分で作ったりして、
実に楽しそうだったことを覚えている。
やがて店の体裁が整うと、
嬉しそうに雇われ仕事を辞めていった。

めいじんはこれまで、
仕事のかたわら音楽活動を続けてきた。
たとえば07年より始まったLOVE&PEACEコンサート
(さいたま新都心の屋外ステージにて毎年12月に開催)
では、寒空のもとギターを奏でている。
そしてこのほど、長く勤めた会社を辞め、
音楽を通じて人が集う場所を作ってしまった。
好きなことをライフワークにするのは
相当の覚悟がいるだろうし、
きっと、シンドイことも多いんだろな。
けど、イイ顔してました。

さて、出演バンドはプロ・アマ問わず。
ノルマもないので、興味ある方はぜひ。
ふらっと来て、店にあるギターをつま弾いて
コーヒーだけで帰っていく人もいるそうです。
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今更旅コラムⅤ
歩行者天国

はいそうです、いまさら5月の話です。
伸ばして引っ張ってスイマセン。。。

宮島を後にし、広島に入ったのは昼過ぎ。
市の中心部はなにやら華やいだ雰囲気で、
歩行者天国となった平和大通りには、
花と人が溢れている。ちょうど、
第35回・ひろしまフラワーフェスティバル
という広島最大級のイベントが行われていた。

花よりだんご。
目当ての広島ラーメン屋を目指して
警備のオネエチャンやオジチャンに道を尋ね、
人と花をかき分けて、歩く歩く。
結果を先に言うと…食えなかった。
道を隔ててやっと見つけたその店は、
ブルーシートがかかり、the廃業シグナルを
発しているかに見えたのだ。
道を渡って店内をのぞきこむことなく、
すごすご引き返す。
後日、その営業しているとは思えぬ
朽ちた外観(内装もらしい)も含め、
名物の店だったということを知った。
嗚呼、我意気地無成。

来る途中にあった「広島つけ麺」
って看板出てた店にすっか。
行列出来てたし。
↑ありがちですねー、この安易な判断。
行列を過信してはいけないことは
わかってるんスけどね。
目当ての店がなかなか見つからず、
炎天下で歩き続けていたもんで
まあいいや、と
おばんざいバイキングの学習効果も薄れてしまった。

広島つけ麺

ずいぶん待ちましたよ。で、出てきたのは
ま、簡単に言やぁお洒落ピリ辛冷やし中華。
うん、まあ、うまかったスよ。
ただ…量が少ない。
並んで食うほどでもなかった。
女子はキャッキャ言ってたけどね。
今後はオヤジで埋まってる店を探します。

襟を正して原爆資料館へ。
原発問題に直面している今、
原爆被害を知ることは重い。
有名な「人影の石」を見た。
住友銀行広島支店の入口の段差に腰かけて
開店を待っていた人の跡が、うっすらと確認できる。
人が、鉄が溶ける温度よりはるかに高い熱で
消滅した現実に言葉が見つからない。
原爆ドームも間近で見ることで
衝撃のすさまじさを目の当たりにする。

これまでなら、旅から戻れば
“被爆”という言葉が遠くなる日常が
流れていたのだろうけれど、今は違う。
まさか、目に見えず、感じることもできない
放射線の動向に、身構える日々が来るとは。
低線量被爆についてはブラックボックス、
なんて言われちゃうと、なにをどう判断してよいのやら。

ひとまず、ポジティブに腹をくくり
なんでもガツガツ食ってます。
世のオフクロさんたちは大変だろうけど。
まあ、気楽なもんです。

ドームが見える
今更旅コラムⅣ
宮島SAから望む
★宮島SAから望む★

京都を夕方に出て、深夜に山陽自動車道・宮島SAに到着。
暗闇ではわからなかったが、起きてみるとそこは
瀬戸内の島々を見下ろす高台にあり、
芝生の展望広場には朱色の鳥居が。
望遠鏡をのぞきこめば、宮島の大鳥居が見えるらしいが、
黄砂なのか煙っており、島影すらわからない。

宮島SAで朝食を
★焼き立てパンで朝食。右奥に見えるのがSAの鳥居★

で、早速現地に行ってみることに。
便利なことに、このSAには直接下道に通じる出口があり、
下へ下へ降りて行き、
フェリー乗り場のある廿日市市(はつかいちし)に入る。
気持ちい~

宮島に上陸したのは、朝9時半頃。
すでに大勢の人が桟橋を渡って続々と上陸していた。
うとうとする鹿
★日本三景に、鹿もうっとり★

目を引くのは、海に自立する四脚大鳥居。
なんとかして背景にそそり立つ写真を撮ろうと
赤いお姿が見えるたびに興奮し、
腕を不自然に伸ばしては、自分(ら)撮り。
鳥居と砂浜

長蛇
★9時台で、すでにこの行列★

そしていよいよ、厳島神社本殿へ。
さすがは日本三景。
我々が正午前に引き上げるころには、
入場を待つ人の列が海に沿って長々と連なっており、
朝来てよかったと感じた。
回廊にて

いやはや、なんていうかもう、
ディズニーシーもびっくりなスペクタクル空間だね。
満潮時に海に浮かぶ神社なんて、今だって斬新なのに
社殿が整備されたのは12世紀だっていうから
当時の人たちは驚いたなんてもんじゃなかろう。
朱色の回廊に立って海からの風を感じながら
平安時代を想像してみる。
貴族な俺

ところで、名所にいくと常々感じることがある。
この先自分が死んで、何十年、何百年経っても
物体は修復を繰り返し、
今自分が触れているものとは違っていても、
この空間に、大勢の未来の人々が
集うのだろうな、ということ。
その圧倒的な重みを、
携帯やデジカメをせわしなく動かし、
このあと何食おうかな、などと考えている
自分や周囲の軽さが際立たせる――ぐぅ。
腹減った。
なんかつまんで帰ろっか。

午後は、原爆ドームです。

牡蠣バーガー
宮島名物の牡蠣を、焼いて米で挟んだ
牡蠣ライスバーガー。バリうま。
今更旅コラムⅢ~残念なおばんざい記~
新緑の金閣
★新緑の金閣寺★

我輩はせっかちで、適量という感覚が欠如した生き物である。
だから、コース料理も懐石料理も窮屈極まりない。
まもっとも、どちらも正真正銘といえるような席に
まともについたことのある身分ではないが。
庶民に生まれてよかった。
そんな我輩だが、味覚オンチというわけでもない。
質より量とはいえ、残念なものを大量に食えば、
残念な気持ちで満たされる。

金閣寺の傍に、とある食事処がある。
看板には、
「絶品! 京料理バイキング」
「おばんざい食べ放題」
などとある。
食べ放題は魅力だが、土地勘のない場所で
1人1800円という値段は論外。
だから店を通りすぎ、いつものように
“安くてうまい店”を探していた。
ちなみにラーメン屋に入ることが多いのは
懐具合と胃袋の容積にジャストフィットするからだ。
普段なら乗のらない安易な誘い文句。
しかしこのときは、めぼしい店が見つからず、
腹が減りすぎ、おまけに疲れすぎていた。

再び、店の前へ。
三階建のしっかりした店構えで、
一階の大きなガラス窓からは、庭が眺められるようだ。
それで、なんとなく信用してしまった。
フラフラと入っていくと、前払いだって。
そこで疑問を感じりゃよかった。
だって、「こんなんに金出せるか!」って怒っても
後の祭りになるわけだから。

「お席は3階です」と言われ、エレベーターに乗ると、
赤いじゅうたんは汚れ、端はめくれている。
先にトイレに行っておこうと場所を問えば、2階だという。
個室に入ると、あまりの狭さに絶句。
おいおい、便座は空間に入りゃいいってもんじゃないぜ。
これでどうやって、フィニッシュの態勢を作れと?
ぼやきながら、顔面を壁にこすりつけてなんとかコトを済ます。

上に上がると、そこはスーパー銭湯の休憩所のような
ユル~イ雰囲気の漂う座敷だった。
靴箱に脱いだ靴を入れ、座敷に向かおうと下を見ると、
ホームセンターで買いましたね、てな短いすのこが置いてある。
とても“敷いて”いるとは言えないレイアウト。
汚れてるし、ずれてるし、おまけに間隔が開きすぎてるときた。

エレベーター、トイレ、すのこから発せられるシグナル。それは、
自分ら、やる気ないスから
である。
いや、大丈夫だ。おばんざいだ。食べ放題だ。
一口食べればきっと、快楽の園が待っている。
自分に言い聞かせ、気付かぬふりをして座敷に入ると、
壁沿いの座卓に並べられた料理を、窮屈そうに腰をかがめながら
盛り付けている相方の目が、死んでいた。
「皿がさ、足りないんだって」

おばんざい、つまり日常に食べる京風のお惣菜が中心だから
汁けのあるものが多い。
それらを取り分けるのに欠かせない
細かく仕切られた大きな角皿が足りないという。
しかたなく小皿で済ませたが、
膝をついて何度も取りに行くのは、えらく面倒である。
結局、我輩が食べている間に角皿は一度も、
厨房から出てくることはなかった。

でも、なんといっても一番残念だったのは、味である。
ビジネスホテルの朝食の方が、3倍うまい。
ひじきも切干大根も業務用感満載。
茶そばは茹でずに食べられる流水麺みたいな味がしたし
チラシ寿司は温かく、急いで作りましたねって感じ。
唯一ましだったのは、唐揚げとえび天とポテサラ。
もはやおばんざいの枠を超え、日本全国共通の人気総菜ではないか!
だから減りも尋常ではなく、補充しても補充してもなくなってゆく。
えび天にいたっては、しばらく天つゆすらなかったため
塩で食うのかと思ったほど。
こんな脱力系サービスを展開しているにもかかわらず、
GWで予想外の人が入り、厨房も収拾がつかなかったのだろう。

主力のおばんざいでは挽回できない哀しい現実。
そんな哀しきおばんざいを目一杯詰め込まれ
その日のエネルギー補給を完了させられた哀れな我が胃袋。
廊下から漏れ聞こえた従業員の
今、メチャメチャ揚げてるで。
という声が、深夜のサービスエリアでウトウト
しかけたときにもまだ響いていた。
まぢかよ!?と言いながら、バイトが冷凍の唐揚げやえび天を、
死に物狂いで揚げている様子を想像していたら、可笑しくなってきた。
う~む。おもろかったから許そう。

よっこいしょ
★おっ。唐揚げ補充されたらしい★

追記
家に戻ってから調べたところ、どうやらその店はもともと
修学旅行生向けに食事を出すところだったらしい。
ああ、それで…。合点がいきました。
今更旅コラムⅡ
“GWに広島目指して車中泊”の第二弾だす。

深夜に出発し、午前中に京都に立ち寄った。
初めて銀閣寺に行くことに。
そういや中学の修学旅行で金閣寺に行った際、担任に
「先生、銀閣寺は行かないの?」と聞いたら
「銀閣寺はな、大人が行くところだ」
と言われ、妙に納得したものだ。
若かったコメ助も、すっかり腐った大人になりやした。
さ、行ってみましょ!

ところが、周辺の駐車場はどこも満車。
この状況は、銀閣寺だけでなく金閣寺もである。
幸いどちらも、少し歩いたところに停めることができた。
土地勘のない場所で狭い路地をぐるぐる回って
コインパーキングを見つけてくれた相方に感謝。

むしろ、少し歩いた方が街を体感できるからいい。
たとえば銀閣寺周辺には、
近隣の寺や神社を水路に沿って結んだ、
「哲学の道」と呼ばれる1.5kmほどの散策道がある。
桜や紅葉の時期は、さぞ華やぐことだろう。
けれど、黄色い山吹の花が水路に向かって垂れ下がる
新緑の季節もまた、よいものでした。

哲学の道

さて、銀閣寺に到着。
渋いねぇ。金閣寺より好きだなぁ。
けどさ、よぉく見ると、結構斬新なんだよね。
1階が書院風で、2階が唐様仏殿の様式だってさ。
噛み砕くと、1階が武家屋敷の元になったスタイルで
2階が中国伝来のスタイルって感じ?
そう言われて見れば、おもろい建物である。
だって、上と下でスタイルが違うんだぜ。
仮にさ、下が純和風で上がヨーロピア~ン
な家が近所にあったら
目をそらさずにはいられないぜ、きっと。

銀

続いて金閣寺へ。
金閣なんてもっとすごい。
だって、バラエティ豊かな3階建てだもの。
1階は、貴族のお屋敷スタイルで、
釣りでもいかが?的な、ちょいと張り出したバルコニー付き。
2階は貴族と武家スタイルのいいとこどりで
3階は中国のお寺風だってさ。
おまけに金ピカで、なんとも派手ですな。

金

さて、金閣寺を出ると、よい子はおやつの時間。
なのに、我々はろくに飯を食うておらん。
うまそうな店を見つける気力も萎えていたところに
飛び込んできたのが、
「京おばんざい食べ放題」という文字。
牛一頭食えそうなくらいに腹減ってるし、
なんとなく観光のツボを抑えている気にもなる。
で、足を踏み入れたのだが…。

というわけで、次回は残念なおばんざいのお話です。

石庭
★銀閣寺の石庭を取り囲むすっごい人の数。
 もはや癒しの空間ではない★
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